
スキンケア用品は保管方法が悪いと劣化してしまい、本来の効果を発揮出来なくなってしまいます。
- 直射日光
- 高温多湿
- 空気や手指からの汚れ
- 急激な温度変化
など見えないダメージの積み重ねは、有効成分の分解や防腐力低下に繋がり、肌に対して逆効果を与えてしまう可能性も出てきます。
そこで今回の記事では、スキンケア用品の劣化を防ぐ保管方法について書いていくので是非参考にしてください。
Contents
劣化を防ぐ為の保管方法
基本的に常温保管でOK
殆どの化粧水は15度~25度などの常温保存での保管が推奨されているので、普段過ごしている部屋に保管するのが良いです。
その様な部屋であれば夏や冬でもエアコンを付けて常温に近い室温になっている事が多いので安心です。
直射日光・高温多湿を避ける
上で常温保存が良いと書きましたが、逆に高温多湿な環境で長期間保管し続けると、以下の様な問題が起きます。
- 有効成分の分解・酸化
- 匂いの変化
- 乳化崩れ・層分離(乳液・クリーム・日焼け止めなど)
- 粘度低下、質感の変化
- オイルの劣化
- 防腐力の低下
- 揮発成分の飛び・容器劣化
この様に劣化して使い物にならなくなる可能性があるので気を付けて下さい。
他にも直射日光に当たり続けると、熱だけで無く紫外線や光によって成分が破壊されて劣化が早まってしまいます。
なので例えば、
- お風呂場
- 洗面所
- 窓の近く
- 時間によって日が入り込んで直射日光になるスペース
これらの様な場所には置かない方が良いです。
使い終わったらすぐに蓋を閉める
蓋を開けっ放しにしてしまうと、
- 空気
- 光
- 雑菌
- 蒸発
などの影響を受けて劣化しやすいです。
なので閉め忘れて数時間や一日など経過してしまうと、
- 水やアルコールが飛んで粘度が上がる
- 香りが飛ぶ
- 成分が酸化、分解し効能低下
- 空気中の汚れが入り臭いやカビの原因になる
などが起きやすくなるので気を付けて下さい。
冷蔵庫は基本使わない方が良い
「夏場など暑い時期は冷蔵庫に入れた方が良いのでは?」
と思う方も多いかもしれませんが、基本的に冷蔵庫を使うのはおすすめしません。
と言うのも冷蔵庫の温度は2度~8度程度で、外の気温との温度差が激しいです。
この急激な温度変化を繰り替える事で傷んで劣化していく可能性があるので、冷蔵庫は使わない方が良いです。
ただし美容液によっては冷蔵庫への保管が推奨されている様な製品もあります。
この様な製品であれば表記通り、冷蔵庫に保管するのが良いです。
常温(大体15度~25度)を徹底したいなら化粧品用冷蔵庫がおすすめ
もし真夏などでも24時間出来る限り常温保管したいのであれば、化粧品用冷蔵庫を使うのがおすすめです。
化粧品用冷蔵庫は4~22℃など、冷えすぎない常温設定で保管する物となっていて、名前の通り化粧品を補完する為に作られている物です。
これであれば夏でも常温で保存が可能で、普通の冷蔵庫の様に冷えすぎないので万全な保管状態にする事が出来ます。